不動産の売り出し価格の決め方についてご存知でしょうか。
ほとんどの方は不動産の売却を経験していないと思います。
今回は、不動産の売り出し価格の決め方についてご紹介します。
□不動産価格の決め方の流れ
不動産の売却価格を決めるのには流れがあります。
基本的に以下のような流れです。
・理想価格と最低価格を決定する
・不動産会社に査定を依頼する
・理想価格と最低価格と査定価格から売却価格を決定する
まず、自分が売り出すときの希望の価格と、最低の価格を決めます。
この際の希望価格は、高額に設定しないようにしましょう。
例えば、4000万円で購入した不動産が1億円で売れることはないでしょう。
築年数や不動産の状態などを考慮するようにしましょう。
最低価格は残ったローンを全て返済できる金額や生活に支障がでない価格のことを指します。
このように最低ラインを定めておくと、後々値引き交渉をされたときに、どこまで価格を下げるのかの基準になるでしょう。
理想価格と最低価格を決定したら、次は不動産会社に査定を依頼しましょう。
査定を依頼する場合には複数の会社に査定を依頼することがおすすめです。
そうすることで、良い会社と悪い会社の判断基準になります。
最後に、これまでに出した価格から売却価格を決定します。
査定価格が最低価格よりも低い場合には計画を見直すようにしましょう。
□売り出し価格の決め方のポイント
*同じ物件でも価格が違うことを理解する
不動産の売り出し価格と一言で表現しても、条件によってその価格は違います。
また、売却するタイミングによっても異なるでしょう。
そのため、売却価格を決める際には様々なポイントから適正価格を見極めることをおすすめします。
価格の考え方は以下の6つです。
・市場価値
・希望売却価格
・査定価格
・売り出し価格
・購入希望価格
・成約価格
それぞれについて簡単にご紹介します。
市場価値とは、特定の地域の不動産がどれくらいの価格で売り出されているのかを指します。
つまり、その不動産がどのように価格が上下しているのかという相場のことです。
次に、希望売却価格は、自分が考え出す理想的な価格のことを指します。
査定価格は不動産会社に査定を依頼した結果出た価格のことです。
売り出し価格は実際に不動産が売られる時の価格を指します。
購入希望価格は購入を希望している人が提示する価格のことを指します。
成約価格は、売主と買主の双方合意のもと、成立した最終的な価格のことです。
*売却計画を考える
いつまでに売却したいのかという計画を事前に練っておくのも大切です。
あまり計画がない人は、まず6ヵ月を目安に売却できることを目指しましょう。
計画を組むことで、どのタイミングで価格を下げればいいのかの判断材料にもなるため、必ず考えておきましょう。
□まとめ
今回は不動産の売却価格の決め方についてご紹介しました。
売却価格は最終的には自分で決めるものですので、しっかり考え抜いたうえで決めるようにしましょう。
今回の記事を参考にして不動産を売却してみてください。
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