マンション売却する際、重要になるのが間取りです。
築年数や立地には注目するけれど、間取りまで注目したことがある方はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、この間取りが売却を成功させる上で大切になります。
そこで今回は、マンションの売却と間取りの関係をご紹介します。

□マンションの間取りと価格の関係は?

マンションの売却ではマンションの広さ(専有面積)や間取りによって売り出し方が変わることをご存じでしょうか。
一般的に、マンションの価格は需要と供給のバランスで決まりやすいため、人気の間取りは高く売れやすいのです。
物件の周辺環境にもよりますが、家族構成や価格的に購入しやすいといった理由で、特にファミリータイプの3LDKのマンションが人気です。
そのため、その人気に比例してこのような物件の供給量も多くなっています。

*平米単価で広さと価格の関係が分かる

1平方メートル当たりの価格である「平方メートル単価」という指標によって、マンションの広さごとの価格や取引相場が表されます。
そのためこれを使えば、その地域における間取りの広さと価格の関係を判断でき、価格の妥当性を判断する材料になるでしょう。

□間取りに応じて買主のターゲットは異なる!

間取りによってターゲットは異なります。
そこでここからは、2つの具体例をご紹介します。

*1R・1K・1DKの場合

1R(ワンルーム)は、居室内にキッチンが付いており、1部屋で作られた最もシンプルな間取りのタイプで、1K(ワンケー)は1Rと違い、部屋とキッチンに仕切りがあるタイプです。
1DKには、独立したダイニングやキッチンがあり、寝室と食事をするスペースを分けたい方にオススメです。
これらは1つの居間、あるいはそれに加えてキッチンや食事をするダイニングが付いた間取りであり、どれも単身者がターゲットになります。

*1LDKの場合

1LDKは1DKと比べて面積が広くなり、リビング・ダイニング・キッチンが一体となった間取りです。
これは、1人でお部屋を広々と使いたい方や、パートナー同士、夫婦で一緒に住むといった方々にオススメです。
そのため、1LDKは1人から2人暮らしの世帯がターゲットになっています。

このように、間取りによって買主となるターゲットは違うため、それぞれの間取りに応じてポイントを押さえることが重要です。

□まとめ

今回は、マンションの売却と間取りの関係についてご紹介しました。
マンション売却は、分からないことも多く不安だと思います。
そのため、売却したいマンションのターゲットは誰なのか、まずはそこを把握することが売却を成功させるコツと言えるでしょう。

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