「古家付きの土地を売却したいが、何に注意して進めたら良いだろう。」
このような疑問を持っている方はいませんか。
土地の売却活動はできるだけスムーズに行いたいですよね。
注意点に気をつけて行えば、比較的早めに売却できます。
そこで今回は、古家付き土地の売却について紹介します。

 

□古家付き土地と中古住宅の違いについて

まず初めに、古家付き土地と中古住宅の違いについて説明します。
結論から申し上げると、両者に明確な違いはありません。
そのため、どちらで販売活動を行うかは売主の希望や売却戦略によって変わります。

そのラインは難しいため、売りに出されている他の物件と比較して決めると良いでしょう。
ただし、傷みや汚れがひどく、取り壊す以外の選択肢がない物件は古家付き土地として売却した方が売れやすいです。

 

□注意点について

続いては、古家付き土地を売却するときに押さえておきたい注意点を3つ紹介します。

 

*売り出し方について

売却するときの売り出し方はターゲット層を広げるために大切です。
「古家付き土地ただし更地渡し可」で売りに出すとターゲット層が広がります。
なぜなら、新築のために土地を探している人と中古物件を探している人の両方がターゲットになるからです。

ただし、更地にする場合は、解体費用が追加でかかるため注意が必要です。
売却価格を決めるときは解体費用も含めて考えましょう。

 

*リフォーム費用について

買主の中にはリフォームを前提として購入する方がいます。
そのため、事前にリフォームにかかる費用や期間を調べておき、説明しましょう。
これらを提示すると買主のイメージが広がり、購入意欲を後押しする可能性があります。

 

*代替案について

立地条件や家の状態によっては買い手が全然つかないことも予想されます。
そのときに代替案がなければ、売却活動に多くの時間がかかります。
そのため、売りに出すときに代替案を考えておきましょう。

例としては、4ヶ月後までに売却できない場合は更地にする、2ヶ月後までに希望者が現れなかったら価格を1割安くするなどが挙げられます。
この策をいくつか用意しておけば、スムーズに進まなくても大幅な値下げをすることなく売却できるでしょう。

 

□まとめ

今回は、古家付き土地について説明しました。
中古住宅と表示するか、古家付き土地と表示するかは自身で決められるため、どちらの方が購入してもらいやすいか考えましょう。
また、売れなかったときの代替案は最初に決めておくと、焦ることなく売却活動を進められるためおすすめです。

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