古家を解体して土地を売却したいと考えている方はいませんか。
古家を解体するには多くの費用が必要ですが、初めての方はその目安がわからないと思います。
そこで今回は、費用の目安と抑えるコツについて紹介します。
□費用の目安について
まず注意していただきたいのが、解体費用は建物の構造、大きさ、立地条件によって大きく変わることです。
しかし、坪単価の目安はあるため紹介します。
木造は4〜5万円、鉄骨造は6〜7万円、鉄筋コンクリート造は6〜8万円と言われています。
この数値に自身の家の坪数を乗ずることでおおよその費用は算出できるでしょう。
例えば、日本家屋の平均的な大きさである30坪の木造住宅を解体するとしましょう。
その場合、かかる費用の目安は120〜150万円です。
ただし、これは家屋のみを解体するのにかかる費用で、更地にするためには追加の費用が必要です。
追加の費用としては、仮設工事費や付帯工事費、諸経費などがあります。
これらは室内の荷物量や庭の状況によって変化し、数十万円単位で変わる場合もあるため、事前にどのくらい必要か電話やネットで確認しましょう。
□費用を抑えるコツについて
続いては、費用を抑えるコツを3つ紹介します。
*解体時期や解体業者をしっかり選ぶ
雨や雪の多い時期、台風や猛暑のタイミング、12〜3月の繁忙期の時期には費用が高くなる傾向にあります。
時間に余裕がある場合、これらの時期を避けると良いでしょう。
また、解体業者選びも大切で、悪徳業者に引っかかると追加費用が多くかかったり、詳細不明の料金を請求されたりします。
見積もり費用だけで判断するのではなく、その会社の実績や評判なども参考にして決めましょう。
*自治体制度を利用する
自治体の中には、古家の解体費用に対して助成制度を設けている自治体があります。
これらの制度は自治体のホームページ、もしくは電話で確認できます。
各自治体によって違うため、自分が住んでいる自治体の制度を確認しましょう。
*ローンを利用する
住み替えや建て替えを同時に行う場合、新居の住宅ローンに解体費用を組み込めます。
また、売却前提の場合は「空き家ローン」や「フリーローン」を利用できます。
ただし、条件が厳しいため、満たすかどうか事前に確認しましょう。
□まとめ
以上、古家を解体するときにかかる費用の目安と抑えるコツについて紹介しました。
今回紹介した費用はあくまで目安の金額であり、家の状態や大きさ、立地などによって変わります。
そのことに注意した上で費用の目安を知り、今回紹介した費用を抑えるコツを頭に入れながら解体工事を行いましょう。
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