「山林の土地を売却したいが、一般の土地の売却とどのような違いがあるのだろうか。」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
山林は一般の土地と性質が異なるため、特有の注意点が存在します。
そこで今回は、山林の土地の売却をお考えの方に向けて、注意点についてご紹介します。

 

□山林を売却する方法

山林を売る際は、その山林に金銭的な価値があるかを調査する必要があります。
そのため、山林の土地を扱っている不動産会社に査定を依頼しましょう。

査定される際は、登記簿謄本や固定資産税通知書など、その土地の情報が分かる書類をあらかじめ準備してください。

売却の方法は一般的な土地とほとんど変わりません。
理由としては山林の土地は農業用地とは異なり、売買するための特別な許可が必要ないからです。
そのため、買い手さえ見つかれば一般の土地と同じように売買できます。

流れとしては、まず土地の調査を実施し、不動産会社を選定します。
この流れで、一般の土地と違う点としては、山林の土地は面積が大きいためきっちりと測量するのは難しいため、公募売買が一般的です。
公募売買される際は、契約書にその旨を記載しておけば問題ありません。

次に不動産会社と媒介契約を結び売買活動を開始します。
その後売買契約が成立すれば、土地売却の活動は終了です。

 

□山林を売却される際の注意点

山林は一般の土地とは異なり、売却価格が上下する要因が多く存在します。
例えば、日照時間や雨量等の環境状態、標高や地形、土壌といった土地の状態が挙げられます。
その他にも、木材の運搬難易や管理の難易なども影響するため、一般の土地とは異なり、土地の広さだけで評価しにくいと言えるでしょう。

また、一般の土地に比べて土地に関する法律も多く存在します。
具体例としては都市緑地法や都市計画法などが挙げられます。
これらは山林の利用に関する規則で、切土や盛土といった造成工事が制限されることがあります。
このような規制が存在する土地であると、需要が減少するため売却価格が下がってしまう可能性があります。

そのため、売却予定の土地に利用制限がかかっていないか注意してチェックしましょう。

 

□まとめ

今回は、山林の土地の売却をお考えの方に向けて、注意点についてご紹介しました。
土地の売却方法は一般の土地の売却とほとんど変わりません。
ただ、土地の性質が異なるため、今回ご紹介した注意点を覚えておいてくださいね。
当社では山林の土地に関するご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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