リースバックの審査が通るか不安だという方はいらっしゃいませんか。
そもそもリースバックと普通の売却ではどのようなことが違うのでしょうか。
それぞれを詳しく知って、リースバックの審査に備えましょう。
□リースバックと売却の違い
売却される方の中には、住宅ローンの返済が難しくなり、競売にかけられることになったため任意売却を行ってリースバックを利用するというケースがあります。
そのため今回は、任意売却のケースを例にして、リースバックと売却の違いを説明します。
通常の場合、競売の通知が来てからは時間的にあまり余裕がありません。
そのため、すぐに買ってくれるという方に住宅を売却してしまうというケースが多いです。
通常の売却では売主は自宅から立ち退かなければいけません。
一方で、リースバックの場合は立ち退きの必要がありません。
仲介する不動産会社が、売却したい不動産で賃貸契約を結んでくれる買主と売買契約と賃貸契約を締結します。
このように、不動産は買主の名義になるため、売却後も立ち退くことなくそのまま同じ住宅に住み続けられます。
また、条件によっては一旦売却した住宅をそのまま買い戻す事も可能です。
□リースバック審査のポイント
リースバックは通常の売却とは異なるため、審査のポイントも異なります。
どのようなポイントを確認しておけばいいのでしょうか。
3つのポイントについて確認します。
*ローン残債が売却額を上回っているか
原則としてリースバックを行う際には、ローン残債よりも住宅の売却額が上回っている必要があります。
もしこの条件を満たしていない場合には、ローン残債と売却額との差額をご自身で支払わなければいけません。
*名義人全員の同意があるか
リースバックを行う場合、売却する住宅の名義人全員からの同意がなくてはいけません。
住宅の名義は、世帯主や夫婦であることが多いです。
しかし、相続物件の場合兄弟や親戚が名義人に名を連ねている場合があるので、注意が必要です。
*家賃の支払い能力
リースバック審査でも売却本人の審査が必要なことがあります。
それは、リースバック後の家賃支払いが可能かどうかです。
その際、保証人がいれば審査に通る可能性は高いでしょう。
□まとめ
今回はリースバックと通常の売却の違いや、リースバックの審査のポイントについて紹介しました。
リースバックは普段聴き慣れない制度なので、よくわかっていないと言う方も多いでしょう。
しっかりと把握してからリースバックを行いましょう。
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