リースバックで家賃がどのように決まるのかが知りたいと言う方は多いでしょう。
リースバックとは、売却した住宅に、その買主と賃貸契約を結びそのまま住み続けるといったものです。
賃貸契約を結ぶため、家賃を支払い続けなければいけませんが、この家賃はどのように決まるのでしょうか。
この記事で詳しくご紹介します。

 

□リースバックでの家賃の考え方

リースバックではない家賃はそもそもどのように決まるのでしょうか。
まずは、通常の家賃設定の考え方を知っておきましょう。

家賃は、周辺の家賃相場によって決められることが一般的です。
周辺の賃貸の家賃が安いのにもかかわらず、高い家賃設定をしてしまえば、誰も借りなくなってしまいます。
空室を出さないためにも、周辺の家賃相場を見て、借りてもらえる値段にします。

しかし、リースバックの場合には、家を借りる人が決まっています。
そのため、不動産リースバックの業者は、周辺の賃貸の家賃を参考にする必要がありません。

では、どのように家賃が決まるのでしょうか。
それは、物件の買取額と、購入後に期待される家賃の年間収益を不動産価格で割った期待利回りから決まります。

そのため、物件の買取価格を下げれば家賃は下がります。
また、期待利回りでも同じことが言えます。
そのため、期待利回りの低い不動産会社を選べば、家賃を低く抑えられると言えるでしょう。

 

□リースバックの家賃を下げるメリット

リースバックの家賃を下げるには、売却額を下げるか、期待利回りの低い不動産会社を選ぶという方法がありました。
しかし、そもそもリースバックでの家賃を下げることにメリットはあるのでしょうか。
売却額を低くしたり、利回りの低い不動産会社を探したりすることは面倒なようにも思えます。

そもそもリースバックの家賃は割高に設定されます。
最初のうちは、割高でも払うことに苦はないでしょう。

しかし、長年支払いを続けていくと、かなりの出費になってしまいます。
将来のことを考えると、病気や事故で入院するといったような、イレギュラーな出費が想定されます。
突然お金が必要になった際に慌てないようにするためにも、今のうちから出費は減らして、お金はためておきましょう。

 

□まとめ

今回は、リースバックにおける家賃設定の考え方について紹介しました。
リースバックの家賃は、物件の売却額と期待利回りによって決められていました。
期待利回りは不動産会社によって異なるため、リースバックを決める際には、不動産選びで重視するポイントの一つになります。
今回ご紹介した内容が参考になれば幸いです。

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