相続を考えている方の中の中にリースバックを検討している方はいらっしゃいませんか。
しかし、リースバックのメリットやなぜ相続対策になるのか、いまいちピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は相続対策にもなるリースバックについて解説します。
相続をお考えの際にぜひお役立てください。
□リースバックはなぜ相続対策になるの?
相続対策になる理由は以下の2つが挙げられます。
・資産総額が減少することで相続税額も減少する
・相続税の納税資金確保に苦労しなくていい
ここではこの2つについてもう少し深掘りしていきます。
そもそもリースバックとは、不動産を売却して家賃を支払うことでその家に住み続けるサービスのことです。
つまりマイホームをリースバック業者に売り、その家を賃貸で借りる仕組みなので、所有権は買主の方に移りますよね。
またリースバックした方の資産から不動産がなくなり、売却益の現金が資産に組み込まれます。
その結果上記で挙げた2点のようなメリットを享受できるのです。
さらに相続対策に有利なだけでなく長年過ごしてきた家に住み続けられ、売却益で余裕をもって老後を楽しめるという魅力もあります。
□相続対策に使う注意点をご紹介!
リースバック契約を結ぶ際に知っておくべき注意点をご紹介します。
事前にリスクや注意点を確認しておきましょう。
1つ目は親族間のトラブルが発生する恐れがあることです。
例えば所有権がリースバック業者に移行することを親族が理解できておらず、物件を相続する予定だった相続人が不満に思うケースがあります。
特に他のサービスと混同して認識する方も多いので、事前にしっかり説明しておくことが重要です。
2つ目は長く住むのに向いてないことです。
リースバック後には当然家賃負担が生じますよね。
10年後の家賃の支払総額が売却価格を超えたというケースも多く、これだとリースバックを利用した意味がなくなってしまいます。
さらに定期借家契約を結んだ場合は、一定期間が過ぎると引っ越しする必要性が出ることもあります。
このような理由から長く住み続けたいとお考えの方には向いてないでしょう。
□まとめ
この記事では、リースバックについて解説しました。
約20%の方が相続対策を目的としてリースバックを実施しています。
親族トラブルが発生する可能性もあるので十分に注意してください。
当社は不動産売買をサポートしますので、ご不明点等ございましたらご連絡ください。
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