「家を相続して売る時ってどんな税金がかかるのかな」
福井で相続した家を売ろうかご検討の方で、このようにお悩みの方は多いと思います。
そこで、今回は家の相続をする際に最初にやるべきこと、親の家を相続して売る際にかかる税金をご紹介します。
この記事が参考になれば幸いです。
□家の相続をする際にまずやるべきこととは?
家を相続する際に最初にするべきことは、家の適正価格を調べることです。
不動産の適正価格を調べずに譲り受けた方で、売れないことや使わずに放置してしまって後から後悔したというケースもあります。
相続する際に不動産の適正価格がわかっていれば、すぐに売るべきであるのか、贈与や相続を放棄した方が良いのかという選択をより正確にできるようになります。
また、選択肢が広がるのもメリットですね。
思っている以上に高い値段がついた場合、相続する前に売って現金化することで相続税対策にもつながるため、相続前に確認することをおすすめします。
□親の家を相続して売る際にかかる税金をご紹介!
最初に知っておいていただきたいことは、子が住んでいた住宅であれば特例が受けられることです。
子が居住していた場合もしていなかった場合も売却によって発生した譲渡所得に対して所得税、住民税、復興特別所得税がかかります。
一方で、子が自宅として居住していた場合は居住用財産とみなされるため、3000万円の特別控除の特例、10年超所有の場合に軽減税率がかかる特例などが対象になります。
また、家を売った際の譲渡所得は、家を売った金額から元々の取得費と譲渡費用を差し引いて計算します。
親から相続した住宅を売る場合には、取得費は親がその住宅を買った際の購入代金や購入手数料から計算することになります。
住宅を相続した際に子が支払った登記費用や不動産取得税があれば、その金額も取得費に含まれます。
取得費がわからない際は、売った金額の5パーセントを取得費にできます。
一方、この場合は子が支払った登記費用を取得費に含められません。
また、譲渡所得への税金は売った不動産の所有期間によって税率が異なります。
ちなみに、住宅の所有期間は親が取得した日からカウントします。
□まとめ
家の相続をする際に最初にやるべきこと、親の家を相続して売る際にかかる税金をご紹介しました。
家を相続する前、または相続した後は最初に家の適正価格を調べましょう。
相続した際にかかる税金もご紹介しましたので、参考になれば幸いです。
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