家を売却したいと考えた際に、気になることは売却するためにはどれくらいの費用が必要なのかということでしょう。
大体の費用の目安を知ることで、資金計画を立てられます。
今回は福井で家を売りたいと考えている方のために、費用を抑えるコツを解説します。

□家の売却に必要な費用とは?

家を売却する際に必要な手数料は主に5つに分けられます。

1つ目は仲介手数料です。
家や土地の不動産の売買が成立した際に、仲介してくれた不動産会社に対して成功報酬を支払います。
成功報酬の上限は決まっており、消費税が10%の場合は、以下の式で表せます。
仲介手数料は売却価格の3.3%に当たる金額プラス6万6千円です。

仲介手数料を支払うタイミングは、売却が決まったタイミングに半分、決算をした際に後の半分を支払うケースが多いです。
また、不動産会社による買取を行う際は、仲介手数料が必要ありません。

2つ目は登記に関する費用です。
この費用は一般的に買い主の負担になるので、売却時には必要ありませんが、まれに売主が支払うケースもあります。

3つ目は契約の条件として必要な費用です。
買い主からの購入条件を満たすために必要になる金額は、予測が難しいです。
例えば建物を取り壊すことが条件の場合は100万円単位で必要になりますし、アスベスト調査費用などの比較的少ない金額で済む場合もあります。

4つ目は引っ越しのための費用です。
加えて、住み替えで先に住宅を売却する場合は、一時的に住む住居の家賃も支払う必要があります。

5つ目はその他の費用です。
契約書に貼り付ける収入印紙や、売却に必要になる書類を取得する際に必要な費用などが挙げられます。

□費用を安く抑えるコツを解説!

可能なら支払金額は少なく抑えたいですよね。
安く抑えるコツを解説します。
それは、支払う税金を安く済ます方法です。

1つ目は3000万円特別控除です。
これを利用すると、売却金額から必要経費を引いた金額、さらに3000万円を引いた金額に課税されます。
つまり、利益が3000万円以下なら譲渡所得税が必要ないということです。
しかし、特定の条件を満たす必要があります。

2つ目は売却した不動産を10年以上所持していた場合に利用可能です。
譲渡所得の6000万円以下の部分に対する税金が20%から14%に下げられます。
ただし、後述の3つ目の特例は併用できません。

3つ目は不動産を売却した代わりに、住むために別の不動産を購入した際に利用できる特例です。
この特例は条件を満たすことで、税金が繰り延べできます。
ただし、あくまで繰り延べなので、将来的にその家を売却した際にまとめて税金が請求されます。

4つ目は赤字になった際の特例です。
売却によって生じた損失と、普段の収入に課税される所得で損益通算が可能です。
例えば、売却で出た損益額を課税対象となる普段の所得税から控除できます。
これによって、税金を抑えられます。

□まとめ

今回は福井で家を売りたいと考えている方のために、費用を抑えるコツを解説しました。
ぜひ減税措置を受けられるかを、確認してみてください。

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