資産価値を考える上で、「一戸建て」と「マンション」で差はあるのでしょうか?
資産価値とは、以前お話しましたが、「その不動産を売却する際にどれだけ価値があるか?」ということです。
そのため、資産価値は、売却される際に非常に重要なポイントとなってきます。
それでは早速「一戸建て」と「マンション」を資産価値の点で比較してみましょう。
一戸建て
まずは「一戸建て」です。
一戸建ての場合は、築後22年を経過すると、建物の価値はほぼ0となります。
しかし、土地に関しては、場所にもよりますが、一定の価値を保ち続けます。 また、一戸建てはマンションに比べると自由度が高いため、将来賃貸物件にしたり、家の一部を店舗にしたりと、さまざまな選択をすることができます。
つまり、一戸建ての強みは、「土地」であり、その「土地」が大きな資産となるのです。
マンション
次は、「マンション」です。
マンションの場合も、建物の価値は徐々に下がり、いずれ価値はほぼ0となりますが、その0になるまでの期間は一戸建ての約2倍以上と言われています。
土地に関しては、そのマンションの戸数が多ければ多いほど、土地の持ち分が少なくなりますので、評価額自体も低くなります。
そのため、建物の価値がほぼ0となった時点で、土地を含めた場合でもマンションの資産価値はほぼ0となってします。
このようなことから、「一戸建て」と「マンション」を数年後の資産価値のみで比較すると、「一戸建て」のほうが資産価値が下がりにくいという結論になります。
しかし、これは「マンション」が買取・売却しづらいということではありません。 買取・売却の時期だったり、立地だったりとさまざまな要素が関係してきますので、買取・売却をお考えの方は不動産売却のプロにご相談ください。
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